毎日使うモノのことを知る、選ぶ力を磨く。
新たな年が始まりました。2021年はみなさんにとって、どんな年でしたか?
コロナ禍生活も2年目になりました。今年こそは終息してほしいと思うものの、新たな変異株が広がっており、まだまだ気の抜けない日々が続いています。
一方で、在宅勤務やマスク生活など、新しい様式にもすっかり慣れたのではないでしょうか。コロナ感染拡大の初期は、これまでの生活が一変するような大きな変化を感じていましたが、2年目になると、移動や人との交流が少なくなったこともあり、あまり変化の感じられない1年間だったような気がします。
2021年、yaunnではさまざまなトピックスを取り上げてきました。
・アパレル
・食
・ゴミ問題から考える環境
このようなカテゴリーの話題を取り上げることが多かったようです。
yaunnのコンセプトは、「毎日使うモノのことを知る、選ぶ力を磨く。」
https://yaunn.jp/about/
身近な生活の中で起きている出来事を通して、自ら思考し、判断する力を養うきっかけになるような記事コンテンツをリリースしてきました。2021年はコロナ禍の生活に密着したトピックを取り上げ、多面的な価値観を発信できたと思っています。
それぞれのカテゴリーについて、もう少し詳しく振り返ってみましょう。
<アパレル>
コロナ禍で外出の機会が減り、消費者が服を買わなくなりました。コロナ以前から、アパレル業界は産業構造に課題がありましたが、いよいよ「大量生産・大量消費」のサイクルを見直さないと生き残れない時代になりました。
その結果、今まで常識と思われてきたファッションショーの在り方を見直すブランドや、
ファッションショー削減?コロナ禍で、アパレル業界の常識が変わるかも。
「服を売らない」サービスを売りにするブランドなど、
「服を売らない」、衣料品セレクトショップの新しい戦略。
様々な変革が見られました。
<食>
コロナによって、家食が増えたことが統計にも表れました。中でも、炊飯器やハンバーガーの需要が増えるという面白い数値が見て取れました。
「ハンバーガー VS 電気炊飯器」で考える、私たちの生活の変化。
<ゴミ問題から考える環境>
飲食のトピックと関連する形で、フードロスの話題を多数取り上げました。
食べ残し? 売れ残り?「フードロス」とはなにか、改めて考えてみる
サステナビリティ(持続可能性)を実現するためのアメリカの食の取り組み
野菜をもっとおいしく。「コンポスト」で生ごみを減らしながらより豊かな生活をつくろう
生ごみを減らそう。コンポスト、始めました。
ゴミを出さないゼロ・ウェイストショップで量り売り初体験 Vol.1
ゴミを出さないゼロ・ウェイストショップで量り売り初体験 Vol.2
コロナ禍によって家で過ごすことが増え、家庭から出るゴミの多さに改めて気づいた人もいたのではないでしょうか。
約20年後、日本のごみは満杯に?!マイバッグ持参だけじゃない、ごみを減らす工夫
コロナ2年目は、今までやり過ごしてきた問題が表面化した、そんな1年だったのではないかと感じています。
コロナに関わらず、今後も消費や生活のカタチはどんどん変わっています。yaunnは、2022年も変化する消費や生活のカタチを捉え、身近なトピックを取り上げていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
yaunn プロデューサー
Tomomi Jinno