毎日使うモノのことを知る、選ぶ力を磨く。
カフェで見かけるワンプレートランチは彩りがよくておしゃれ。見た目だけでもう美味しそう!カレーやパスタなどのメインにサラダやミニ惣菜を載せて。あるいはご飯と肉や野菜のおかずをバランスよく盛り付けた定食のように。思わず写真に収めておきたくなるほど映えるカフェ風ワンプレートを上手につくるコツをお届けします。
ワンプレートの良いところは、どんな料理を盛り合わせても、手軽に一体感が出せること。例えば、ちょっとエスニックなおかずにご飯といった意外な組み合わせでも、盛り合わせることでセンス良くおさまります。
いくつかのコツを押さえれば、カフェ風のおしゃれなビジュアルにぐっと近づきます。どれも簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。
ワンプレートを美味しく見せるには、ちょっとしたコツがあります。キーワードは、「メリハリ」と「余白」です。
メリハリのあるお皿のコツは、高低差や色を意識すること。
惣菜を盛り付ける時には、ただ並べるだけではなく、高さを出す工夫をすると立体感が出てきます。たとえばお肉や魚を重ねたり、サラダは葉の間に空気を含ませるようにふんわり載せるなどして、高さを出す工夫をしてみてください。ご飯を盛り付ける時には、大きめのフォークを使って少しずつ盛っていくと、ふんわりします。お皿の中に、小鉢やココットなどの小さな器を置くのもおすすめです。
彩りも大事です。赤、緑、黄色のうち、2つ以上をアクセントとして加えると、それだけで印象が変わります。特にお醤油味が多い和風のおかずは茶色くなりがち。赤いミニトマトやラディッシュ、緑のブロッコリー、黄色の粒コーンなど、色を意識して添えてあげると、ぐっと引き立ちますよ。
もう一つのポイントが余白です。お皿に盛り付けるとき余白を意識的に残すことで、一つ一つの料理の表情が生きてきます。
一番大切なことは、盛りすぎないこと。お皿の端ギリギリまでめいっぱい盛り合わせてしまうと、ホテルのビュッフェでついついやってしまうような、欲張った状態に……。お皿いっぱいに盛り付けるのではなく、周囲に余白を残すように盛り付けると、拔け感のあるこなれたワンプレートに近づきます。
とはいえ、適度な余白を残しながらいくつものお惣菜を盛り付けるのは案外難しいもの。そんなときにはぜひ、仕切りのついたプレートを使ってみてください。
ワンプレートのお皿には、仕切りのあるタイプと仕切りのないタイプがあります。
仕切りのあるプレートは、盛り付けの難しさを解決してくれる救世主。ワンプレート初心者さんにはもちろん、毎日のルーティンが決まっている朝ごはんや、手軽に、でも特別に見せたいおもてなしにも便利です。
仕切りのあるプレートを選ぶときには、使いたいシチュエーションを考えて選びましょう。
2つの仕切りがあるタイプは、「メインと副菜」「ご飯ものとおかず」のようなシンプルな組み合わせにぴったり。ざっくり分けて盛り合わせるだけで、おしゃれなワンプレートが完成します。大皿のワンプレートと異なり、仕切りがあることで、盛り合わせた料理が必要以上に混ざることなく、一体感を保てます。水分の多いおかずも心配ありません。
朝ごはんに使うなら、3〜4つの仕切りがあるタイプがおすすめです。食パンやロールパンに、スクランブルエッグや目玉焼きの卵料理、サラダやフルーツを盛り付けるだけで、いつもの朝ごはんがホテルの朝食みたいなモーニングプレートに早変わり。
仕切りがついているとつい埋めたくなるので、バランスのよいメニューが自然に決まりやすくなります。一秒でも惜しい忙しい朝、洗いものが一枚で済むのも効率的ですね。
お客さまをおもてなしする時には、4つ以上の仕切りがあるタイプがあると重宝します。チーズやナッツなどの乾きものや、買ってきた惣菜を盛り合わせるだけでOK。特別感のあるテーブルを演出できます。
yaunnの「はらぺこおばけプレート」は、おばけをモチーフとした大中小のお皿を3枚合わせるとゆるやかな円状になる、真っ白なプレートのセットです。
おばけのお皿1枚ずつでも使えますが、3枚合わせることで、仕切りのあるワンプレートと同じような使い方ができます。
もとは1枚ずつに分かれているので、できあがったおかずやおつまみからテーブルに出したり、ひとつだけ先に空いた料理のお代わりを持ち運んだりと、臨機応変に使えます。立ち上がりがあるので、水気のある料理も気兼ねなく盛りつけられるのも嬉しいポイントです。
3枚合わせて使う時は、ピッタリ合わせず、1枚1枚をあえて少し離して置くと、微妙な曲線に余韻のある雰囲気が出ますよ。
おばけたちの楽しい雰囲気を生かして、お菓子皿として使うのもおすすめです。おばけプレートには、「ナチュラル・ポーセレン」という高品質のオリジナル素材を使用しています。シンプルな白地は、クッキーやチョコレート、大福や羊羹など、上に載せるスイーツを選びません。お子さんのおやつの時間も、大人のティータイムも、きっと楽しく演出してくれますよ。
PHOTO RYUMON KAGIOKA
「はらぺこおばけプレート」をデザインしたのは、絵本や工作、アートディレクションなど幅広くアーティスト活動をする、亀山達矢さんと中川敦子さんによるクリエイティブ・ユニット「tupera tupera」(ツペラ ツペラ)さんです。
tupera tuperaといえば、色画用紙を切ったようなカラフルな平面で構成されたデザインが特徴です。そんなお2人にとって、真っ白な磁器のデザインは、大きな挑戦だったそう。
完成したのは、どこかをさまよっているようなゆるやかな曲線を描く、3人のおばけたちのプレートでした。。目が合うとくすっと笑ってしまいそうな、ユーモラスな表情がたまりません。大中小と、あえて違う大きさのおばけからなる3つのプレートは、使い方も楽しみ方も自由きまま。同じ形のプレートを何枚か揃えて、「おばけの兄弟」でテーブルを彩ってみても。1枚でも、3枚一緒でも、お気に入りの使い方を見つけて楽しんでくださいね。
yaunn「はらぺこおばけプレート」開発ストーリー全4話をご紹介
第一話
真っ白なお皿の世界を、誰でも自由に表現できるキャンパスに変える -HAKU 古林紀昌 story- #1
第二話
「できる」を越えた究極の面白さを届けるために。職人が本気で挑む仕事 -HAKU 古林紀昌 story- #2
第三話
作品は、人とつながるコミュニケーションツール。 -tupera tupera 亀山達矢 中川敦子 story #3
PHOTO RYUMON KAGIOKA
第四話
「はらぺこおばけ」と一緒に、楽しい食卓をつくろう。 -tupera tupera 亀山達矢 中川敦子 story #4
絵本や工作、アートディレクションなど幅広くアーティスト活動をする、亀山達矢さんと中川敦子さんによるクリエイティブ・ユニット「tupera tupera」(ツペラ ツペラ)のユニークなアイディアから生まれた3枚セットのお皿。
真っ白でなめらかな素材に、tupera tuperaの生み出した表情豊かなおばけが線画で描かれた「はらぺこおばけプレート」は、異なるサイズの3枚のおばけプレートで構成されています。1枚ずつ使っても、3枚セットで盛り付けてもOK。3枚合わせるとゆるやかな円状になり、大きな1枚のプレートのように使うこともできます。同じ形のプレートをたくさん集めると、おばけの兄弟?!として使うことも◎
真っ白で自由なおばけプレートは、きっと、あなたの毎日を楽しくするでしょう。
[tupera tuperaコラボ商品] はらぺこおばけプレート 3枚セット ランチョンマットプレゼント
毎日使うモノのことを知る、選ぶ力を磨く。