毎日使うモノのことを知る、選ぶ力を磨く。
「彼シャツ」とは、まるで恋人から借りたようなオーバーサイズのシャツを女性が着ること。ダボっとした服とのギャップで身体の華奢さを強調したり、素肌をのぞかせてセクシーさを表現したりと、女性らしさを演出する着こなしとして知られています。
「かわいく見えるし、女性としての魅力が増すと思う」、「ダボッとした感じがかわいい」などと、男性からも好評のようです。効果的ではある反面、やりすぎるとあざとい印象になってしまうことも。
しかし、素材感や色しだいでは、別の魅力が生まれてきます。
たとえば、ナチュラルなリネンのシャツを羽織れば、家で過ごしているかのようなリラックス感を感じさせますし、黒やカーキなど、色選び次第ではクールな印象になります。長い袖から指先だけ出す「萌え袖」にして着るのが彼シャツのセオリーだそうですが、あえて袖をロールアップすれば、颯爽とした雰囲気も演出できそうです。
「かわいい雰囲気の服は着ていて落ち着かない」という人でも、シャツ本来のメンズライクな印象を生かした着方を選べば、「彼シャツ」だって楽しめます。
性差を超えた着こなしには、「女性らしさ」「男性らしさ」という単純なラベリングでは表現することのできない、着る人自身の魅力が反映されます。あなたらしさを表現する着方のひとつとして、「彼シャツ」を加えてみてはいかがでしょうか?
「時代に流されない」。「自分のモノサシをもつ」。「リラックスする」。
yaunnは、そんなコンセプトから作られました。
AW(秋冬)・SS(春夏)というファッション業界の時間の流れや、メンズ・レディースといった性別の枠とは異なる軸で、ものづくりをしています。
そして、素材や縫製、デザインなど、服づくりの多くの工程をみんなに知ってもらい、自分にあったものを選んでもらいたいと考えています。
「服に対して既成概念を持ってほしくない」。「自由に着てほしい」。
デザイナーの岡村さんは、既成概念の枠を外すことを大切にしているそうです。
一般的なシャツには「体にフィットするサイズを選び、ジャケットの中に着るもの」という概念があります。
yaunnのシャツは、そんな既成概念をすべて取り払いました。
男性も女性も着られるユニセックスなデザインかつ、フリーサイズ。
すべての人が着たいように着ることで、それぞれの個性を引き出すデザインを展開しています。
デザインはもちろん、素材や縫製も、すべてyaunnの視点で選んだもの。
一つひとつの商品の素材や縫製について、消費者のみなさんが自分のモノサシで選べるよう、きちんと情報を提供していきます。
普段、見た目や価格で服を選ぶことが多いかもしれませんが、ときにはもっと多くの工程や、そこに込められた想いにこだわって選んでみませんか。
そうやって選んだyaunnのシャツに袖を通すと、「個性とは何なのか」という問いに、おのずと向き合うことになるでしょう。
そして、「性別」や「シャツ」といった既成概念の枠を外れるとき、きっと、新しいあなたに出会うことができるはずです。
毎日使うモノのことを知る、選ぶ力を磨く。