毎日使うモノのことを知る、選ぶ力を磨く。
朝起きてから、夜眠るまで。
いつも当たり前のように身にまとっている服は、どのようにつくられているのでしょうか。
おそらく、クローゼットに並ぶ洋服の中で、たった1着さえ、素材や縫製や作り手の想いについて、知っているものはないでしょう。
例えば、綿のシャツはどんな工程を経てつくられるのでしょうか。
まず、元となる植物の種を育て、ワタを摘み、紡いで糸にするところからはじまります。
そうやってできた糸を、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を組み合わせて織ると、布が完成します。
この後、デザインやパターンがつくられ、縫製され、ようやく洋服の形になるのです。
想像以上にたくさんのプロセスがあると思いませんか。
そして、プロセスの数だけ、関わる人の想いが込められているのです。
私たちが服を選ぶとき、見た目や着心地、価格だけで選ぶことがほとんどです。
その服がどんな素材でつくられ、デザインにどんな想いが込められているのか。
もう一歩深く知ると、今までとは違う、服とあなたの関係性が生まれるのではないでしょうか。
「時代に流されない」。「自分のモノサシをもつ」。「リラックスする」。
yaunnは、そんなコンセプトから作られました。
AW(秋冬)・SS(春夏)というファッション業界の時間の流れや、メンズ・レディースといった性別の枠とは異なる軸で、ものづくりをしています。
そして、素材や縫製、デザインなど、服づくりの多くの工程をみんなに知ってもらい、自分にあったものを選んでもらいたいと考えています。
「服に対して既成概念を持ってほしくない」。「自由に着てほしい」。
デザイナーの岡村さんは、既成概念の枠を外すことを大切にしているそうです。
一般的なシャツには「体にフィットするサイズを選び、ジャケットの中に着るもの」という概念があります。
yaunnのシャツは、そんな既成概念をすべて取り払いました。
男性も女性も着られるユニセックスなデザインかつ、フリーサイズ。
すべての人が着たいように着ることで、それぞれの個性を引き出すデザインを展開しています。
デザインはもちろん、素材や縫製も、すべてyaunnの視点で選んだもの。
一つひとつの商品の素材や縫製について、消費者のみなさんが自分のモノサシで選べるよう、きちんと情報を提供していきます。
普段、見た目や価格で服を選ぶことが多いかもしれませんが、ときにはもっと多くの工程や、そこに込められた想いにこだわって選んでみませんか。
そうやって選んだyaunnのシャツに袖を通すと、「個性とは何なのか」という問いに、おのずと向き合うことになるでしょう。
そして、「性別」や「シャツ」といった既成概念の枠を外れるとき、きっと、新しいあなたに出会うことができるはずです。
毎日使うモノのことを知る、選ぶ力を磨く。