Google、気候変動を否定するサイトへの広告配信を停止。あなたはどう思う?

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インターネットでの情報収集が当たり前になったいま、デマやフェイクニュースなど、誤解や混乱を招く不確かな情報が流布されることも増えました。目にした情報をうのみにせず、正確性を見極めることが大切になってきています。そんな中、Googleは独自の取り組みとして、気候変動を否定するコンテンツへの広告配信や収益化を停止することにしたとのこと。

Google、気候変動を否定するサイトへの広告配信を停止
日本経済新聞 2021年10月8日 8:06

<記事のポイント>

・グーグルが気候変動を否定するコンテンツへの広告配信や収益化を停止すると発表。
・AIと人手の双方で審査。
・「気候変動の存在と原因に関する確立された科学的コンセンサスに反する内容」が対象。
・誤った主張を報じているメディアのサイトや気候政策に関する公開討論などは対象外。
・気候変動がデマや詐欺と主張したり、人間の活動が気候変動に寄与していることを否定することを禁じる。
・同社は広告や動画に関する規制を段階的に強化しており、2021年9月末にはユーチューブでワクチンに関する誤った主張を含む動画を禁じている

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皆さんはGoogleの取り組みについて、どう感じましたか

Tomomiさん

「Google、気候変動を否定するサイトへの広告配信を停止」というタイトルを見て、ここまでやるのかと驚きました。

Kaigeさん

プラットフォーマーは、基本的に独自で利用ルールを決められる立場にありますが、Tomomiさんと同じく、ここまでやるのかと私も感じましたね。同時に、基準をどうやって設けるのかが気になりました。記事によると「科学的コンセンサス」に基づいて判断するようです。ですが、気候変動は、まだまだわからないことが多い領域では?とも感じています。

Tomomiさん

気候変動については分からない部分も多く、気候変動を否定することを排除してしまってよいのかの判断が難しいのでは?と思います。とはいえ、過激な主張を抑える必要があるからこそ、今回の措置になったんでしょうね。

Tomomiさん

人工知能(AI)と人手の双方を使って審査するとのことですが、話は飛びますが、AIで判別されることについて若年層ほど抵抗感がないようですね。下記の記事によると、マッチングアプリなどにデータを渡すことに対しても抵抗感がないことが、調査によって明らかになっているようです。

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日本経済新聞 2021年10月17日 2:00

Kaigeさん

AI判別については、デジタルネイティブらしい価値観だなと感じました。ですが、私自身も、政治やマスコミへの不信感は強いのに、他人の口コミを信じてものを買ったり見知らぬ人に料理を届けてもらうサービスを利用することにはあまり抵抗がなくなっていることに改めて気がつきました。Googleの今回の動きもそうですが、知らずしらずのうちに、デジタルサービスの利用を通じて生活者の判断基準が変わっていくのだなと感じました。

Tomomiさん

「知らないあいだに」というのが怖いところですね。知らないあいだに視野が狭められたり、偏った考えに陥ったり。今回ののGoogleの措置も、デジタルの罠にはまらないようにする配慮なのかもしれませんね。

皆さんはどう感じましたか?

記事を読んで、皆さんはどう感じましたか? 

「実際にどんなサイトへの広告配信が停止されたんだろうか」、「今後もGoogleの自主的なルールが広がることでどんなメリット・デメリットがあるのだろうか」など、いろんな思いが湧いてきたかもしれません。

ぜひ、家族や友人など、身近な人との会話の中でこの話題に関する素朴な疑問や思いを共有してみてください。そこから、なにか発見や新たな気持ちが生まれるかもしれません。

yaunnについて

「使う」「食べる」など、日常生活を通して考える力を養い、自ら思考し、判断する人を増やしたい。

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2021.11.09トピック シェア

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