毎日使うモノのことを知る、選ぶ力を磨く。
「グッチはファッションショーを変えたいと思っている。というよりも、ファッションショーという事業のあり方を変えたいと思っている。」
「毎年開催しているファッションショーの数を5回から2回に減らすと発表した。」
The New York Timesの記事をもとに書かれた、ファッションブランド グッチに関する東洋経済の記事を読みました。
リンク:東洋経済へリンク
デザイナーのモノをつくる欲求・衝動は、季節ごとに沸き起こるものではないはず。そして、服を着る私たちも、気候に合わせて衣服を変えるけれど、季節が変わったからといって新しい服が欲しくなるわけではありません。 コロナ禍はたくさんの被害や悲しみをもたらしたけれど、一方で、古い慣習を見直す機会になっているケースもあるのだなと感じました。
どうして5回なんでしょう。2カ月に一度のペースでテーマが変わるのでしょうか。そのブランドに興味があったとしても、年に5回も追いかけるのは難しいと思います。 慣習にとらわれずどんどん新しいことに挑戦し、消費者に訴えてほしいですね。 「ターク(TAAKK)」が池袋の自由学園明日館講堂で、サロン形式のショーを開催したというfashionsnap.comの記事を見ました。 記事には、 『森川は「どんなことを考えて、服を作っていたか。なるべく近い距離でゆっくり見て欲しかった」と話し、「夢」をキーワードに現実と非現実的の狭間にあるようなアイデアをアイテムに落とし込んだという。』 という森川氏のコメントもありました。 こういった取り組みは面白いなと思いました。
外出の機会が減り、小売店で服を選ぶ機会も少なくなりましたね。 ファッション業界の変革を消費者目線で見守りましょう。
“周りの目を気にしない、自己表現の手助けになる服”
デザイナーの岡村さんは、性別にとらわれたりコンプレックスを隠すのではなく、自分らしくあるために服を着てほしいと考えています。
毎日使うモノのことを知る、選ぶ力を磨く。