毎日使うモノのことを知る、選ぶ力を磨く。
『野菜をもっとおいしく。「コンポスト」で生ごみを減らしながらより豊かな生活をつくろう』でご紹介した”コンポスト”に、私も挑戦することにしました。
家で過ごす時間が増えたことで、ゴミの量も増えたと感じている方も多いと思います。
私自身がゴミ問題に興味を持ったきっかけも、日々のゴミの量の多さでした。
家庭から出る生ごみの水分量は約8割。ごみの水分が少なくなることでごみの焼却時間を短縮し、二酸化炭素の排出量も抑えられると言われています。※1
コンポストのメリットは、家庭からでる生ごみを減らし、堆肥にすることで家庭菜園などのリサイクルの循環を作れること。
日頃の食事を見直すきっかけになるかもしれませんね。
コンポストの状況を時々アップしていきますので、これから始めたいなと思っている方はぜひご覧ください。
※1:
墨田区ホームページより
コンポストを始めるために、LFCコンポストセットを購入しました。
LFC(ローカルフードサイクリング)は、たいら由以子さんが代表を務める「すてない暮らし」を奨励する会社です。
「コンポストに生ごみを入れたら、栄養がある土に変わっていく。ごみの量が減って焼却によるCO2の削減や循環型の社会に貢献できる。こんないいこと、多くの人に広めたい。みんなでやりたい。」その思いでこの商品を作ったそうです。
コンポストセットは、
・ファスナーつき専用トートバッグ
・フェルト製内袋
・コンポスト基材(土)
が1セットになっていて、届いたらすぐにコンポストが始められます。
コンポストセットはこちらから購入できます。
https://4nature-jp.myshopify.com/collections/frontpage
https://lfc-compost.jp/
ところで、コンポストとは何を意味するのでしょうか?
「堆肥(compost)」そのものをコンポストと呼ぶこともあれば、「堆肥をつくるための容器(composter)」や「堆肥を作る取り組み」をコンポストと呼ぶこともあります。
定義はあまり気にせず、”コンポスト”という言葉を使えるとよいですね。
それでは、コンポストを準備していきましょう。
LFCのファスナーつき専用トートバッグの中に段ボールを敷き、フェルト製内袋を入れます。
フェルト製内袋の中に「コンポスト基材」と呼ばれる土を入れれば準備完了です。
コンポスト基材は、最初に3分の2程度を入れ、生ごみを投入し始めてから3週間後ぐらいに残りを足すのが良いとのことです。
私の場合は、長めのスコップと生ごみを貯めるためのタッパーも購入しました。
いよいよ、生ごみの投入です。
私の最初の生ごみは、昨日の夕飯の支度で出た里芋の皮やピーナッツの皮。きゅうりの欠片とルッコラの茎。
総量は168gでした。
コンポストに入れてスコップで混ぜます。
フェルト製内袋はクリップで留めて、トートバッグのファスナーを閉めます。
コンポストは、雨がかからず風通しがよい屋外に設置するのがベスト。
風通しを良くするために、専用の台を準備することをお勧めします。
私は、まずは玄関に置いて使ってみようと思います。
無理なく続けて、上手に堆肥を作る方法を模索したいと思います。
時々、コンポストの様子をアップしていきたいと思います。
yaunnプロデューサー Tomomi Jinno
このバッグ1個分で、どのくらいの生ごみを吸収できるんでしょうか。吸収した後、どこかに持っていかなければいけないのですか?そのサイクルが頻繁だと面倒臭いなあ。 でもそこまで手間がかからないのであれば地球にもよさそうだし、始めてみたいです。
トートバッグというのが良いなと思いました。手軽だし、家の中にあっても違和感がないので。ですが、都心に住んでいて、家庭菜園などをしていないと、できた堆肥をどう使ったらいいのかなと思っています。そういえば最近、近所の飲食店がコンポスト仲間を募集していました。こんなふうに、地域で誰かと一緒に取り組むと面白いし、使い道にも困らなそうで良い気がしています。
「使う」「食べる」など、日常生活を通して考える力を養い、自ら思考し、判断する人を増やしたい。
yaunnは、身近な生活を通してものごとに興味をもち、自分の視点を養うこと。 それが、さまざまな問題を解決する一歩目になると考えています。
すべての人が自ら思考し、判断する力をもつ。
それによって、世の中はより良い方向へ変わると信じています。
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