博報堂、アバターがお客様 試着室がメタバースの入り口。あなたはどう思う?

洋服を買う際、試着してから買う人は多いでしょう。アパレルのネット通販は、試着ができないことが長年の課題でした。そういった課題を解決する新たな方法として、博報堂が、最近話題のメタバース(仮想空間)での試着サービスをはじめるそうです。着替える手間が省けたり、試着から購入までのデータが取得できるなど、買い物体験の未来への入り口となりそうです。

博報堂、アバターがお客様 試着室がメタバースの入り口
日本経済新聞 2022年1月25日 9:00

<記事のポイント>

・博報堂が自分をモデルにしたアバター(分身)を使った試着サービスを始める。
・アバターは「メタバース(仮想空間)」での消費行動の入り口になる。
・カメラが設置されたブースに入ると、20秒で全身が3Dデータ化される。
・アバターなら簡単に着せ替えられるため、購入を促進する可能性がある。
・アバターの着せ替えデータによって、デザインや価格などの改善につなげられる。
・課題はアバターの本人確認の仕組みや、購買履歴や身体情報の取り扱いのルール作り。
・将来はデジタルファッションやバーチャル旅行など、新たな収益源に育つ可能性がある。

皆さんはアバターを使った試着サービスについて、どう感じましたか?

Tomomiさん

「試着データ」は、新しいデータの1つですね。
数年前には「位置情報」は新しいデータでしたが、現在では当たり前のように分析されています。
本人の顔や体形を再現した「もう一人の自分」をアバターとし、メタバース(仮想空間)で使われるところが面白いポイントですね。

Harabouさん

アパレルの本人の体型情報を活用するというと、zozoスーツが記憶に新しいですよね。結局、実際の活用は難しかった印象ですが。洋服は、デフォルメされるとそぎ落とされてしまう情報が、非常に多いんじゃないかと思いました。

色やサイズだけじゃなく、着たときの動きやすさや歩いたときのドレープ感など、アバターを見るだけじゃわからない試着情報は、とても多い気がします。あくまで購入判断の入り口情報くらいの活用が現実的なのかなぁと思いました。

Souichirouさん

アバターの在り方が気になりました。

SNS黎明期に、本人(本名)であることを重視したのがFacebookでした。同じように、アバターも本人をスキャンしたデータであるべき、というのは興味深いですね。本人同士だからこそ面白い、というのはわかる気がします。
一方で、各人のコンプレックスなどから、Web上では創造的な見た目(さらには人格)でありたいという希望もよくわかります。

アバターが作りあげるメタバースは、本人のコピーの世界なのか、創造物が集まる世界なのかによって、全然違ってきますね。今後どうなっていくのか、とても興味深いです。

Kaigeさん

アパレル業界の経営課題である、大量生産による売れ残りや採算悪化が、試着データの活用によって改善が進めばいいなと思いました。

そして最近話題のメタバースですが、まだあまり実感値がありません。アパレルのネット通販は、試着できないことがネックなので、これをきっかけにメタバースやアバターの活用をはじめようかな、という気持ちになりました。私のような消費者はわりといるかもしれませんね。

アパレル業界の動向としても、アバターやメタバースの活用方法としても、今後が気になる話題でした。

皆さんはどう感じましたか?

記事を読んで、皆さんはどう感じましたか? 

「メタバースって、こういう使い方があるんだな」、「アバターで試着って、どんな感じなんだろう。便利そうだな」など、いろんな思いが湧いてきたかもしれません。

ぜひ、家族や友人など、身近な人との会話の中でこの話題に関する素朴な疑問や思いを共有してみてください。そこから、なにか発見や新たな気持ちが生まれるかもしれません。

yaunnについて

「使う」「食べる」など、日常生活を通して考える力を養い、自ら思考し、判断する人を増やしたい。

yaunnは、身近な生活を通してものごとに興味をもち、自分の視点を養うこと。 それが、さまざまな問題を解決する一歩目になると考えています。

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2022.02.08トピック シェア

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