おいしいコーヒーに出会ったら、使われている豆の産地を調べてみよう

コーヒー豆の原種はたった3種類。産地ごとに異なる、味と香り。

いろんなコーヒーがあるけれど、 コーヒー豆の原種は、たった3種類。

キリマンジャロ、ブラジル、モカ、マンデリン……。コーヒーショップに行くと、「こんなにたくさんの銘柄があるの?」と驚きませんか。ところが、意外にもコーヒー豆の原種は「アラビカ種」と「ロブスタ種」、「リベリカ種」の3種類しかありません。たった3種類の豆ですが、栽培地によって異なる味わいや香りになるため、細かく種類分けされているのです。

たとえば同じアラビカ種でも、「キリマンジャロ」は野性味あふれる強い酸味とコクが特徴です。一方で「ブラジル」は、程よい苦味とナッツのような香りが特徴。同じ原種でも、こんなにも違いがあります。

そして、一見産地とは関係ない名前のコーヒーも、実はそれぞれが生まれた土地のものごとに由来しています。エチオピア豆を指す「モカ」はエチオピアのモカ港から出荷していたことから名付けられ、「マンデリン」はインドネシアのマンデリン族が栽培していたことから名付けられたのだそう。豆の特徴を決めるのは産地だということが、呼び名からもよく分かります。

森の中で、青空を見上げる。そんなイメージから生まれた一杯。

コーヒーの木は寒さに弱く、水分をたくさん必要とするので、栽培できる地域が限られています。そのため栽培地は一年中高温が続く北緯25度、赤道付近のエリアに集中しており、「コーヒーベルト」と呼ばれています。

限られた土地で栽培されたそれぞれの豆は、希少性や豆のグレードによって、さらに分類されます。エチオピア(モカ)コーヒーのうち最高級の品質のものは「イルガチェフェコーヒー」と呼ばれ、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類を思わせる透明感のある香りが特徴。「エメラルドマウンテン」は、コロンビアコーヒーの最高品種。フルーツのような甘味と深いコクが特徴です。どちらも生産地全体の数%しか採れない希少種です。

グレードの頂点を極め、さらに持続可能性や流通経路の透明性まで評価された豆を「スペシャリティコーヒー」と呼びます。「世界中のコーヒー豆の中で1%しか認められていない」と聞くと、ぜひ飲んでみたくなりますね。ただ、コーヒーはあくまで嗜好品。どの豆が美味しいと感じるのかは、飲む人の嗜好やコーヒー体験に大きく左右されます。

おいしいコーヒーに出会ったら、どんな豆が使われているのかぜひチェックしてみてくださいね。好みの豆のことを詳しく知ると、コーヒーがもっと楽しくなるはずです。

軽井沢の森を体現したyaunn珈琲に使われているコーヒー豆は?

軽井沢コーヒーカンパニー焙煎 オリジナルブレンドコーヒー

yaunnには、2種類のオリジナルコーヒーがあります。001「青空/白/森」と、002「大地/森/雨」、それぞれのキーワードを体現する豆を使用しています。

001「青空/白/森」には、エチオピアをメインに、アフリカ系のルワンダ、南米産のコロンビアの3種を使用しています。エチオピアは柑橘のような香りが特徴。希少な「イルガチェフェ」をぜいたくに使っています。一方のルワンダはプルーンや桃のような果実味が特徴。同じ果実味でも異なる風味を合わせることで、木々の向こうに広がる青空のような爽やかさを表現しています。

002「大地/森/雨」には、どっしりした重みの中にどこかスパイシーさを感じさせるインドネシア、すっきりした苦味が特徴のブラジル、コロンビアの3種の豆を使用しています。インドネシアコーヒーをメインに置くことで、雨の日の森の匂いを思い出すような、アーシーな風味を表現しています。

両方に共通するコロンビア種は、他の豆の特徴を引き立てる、ブレンドの立役者です。コロンビア種の中でも大粒のハイグレード種「スプレモ」を使用し、飲みやすさを追求しています。

開発を手掛けたのは、軽井沢コーヒーカンパニーの板倉さんです。軽井沢コーヒーカンパニーは、豆の産地やブレンド、焙煎までこだわったコーヒーを提供することを大切にしています。

「別荘文化の根付いた軽井沢だからこそ、コーヒーもお一人おひとりにこだわりをもって飲んでいただきたい。そして、ただの飲料として消費するのではなく、飲む体験を大切にしていただけるとうれしいですね」(板倉さん)

そんな板倉さんのセンスと焙煎技術によって生まれたのが、yaunnのオリジナルコーヒーです。

yaunn珈琲開発ストーリー

軽井沢コーヒーカンパニー 板倉さんのyaunn珈琲の開発ストーリーをぜひご覧ください。コーヒーが生まれた背景を知ることで、いつもの一杯がさらに美味しく感じられるでしょう。

軽井沢コーヒーカンパニー焙煎 オリジナルブレンドコーヒー

軽井沢の森から見える青空を想像する、板倉和之 – Coffee story – #1 Beans
https://yaunn.jp/story/2420/

コーヒーを楽しみたい人に、寄り添うように焙煎する 板倉和之 yaunn Coffee story #2 Roast
https://yaunn.jp/story/2923/

yaunnコーヒー 商品紹介 001「青空/白/森」

yaunn 珈琲 001「青空/白/森」 Roasted by 軽井沢コーヒーカンパニー

001は、「青空」、「白」、「森」のキーワードを軸に開発。澄んだ酸味、爽やかな果実味、モカの華やかさが特徴です。 深いコクとまろやかな苦味、大地の香りのある002と対照的な、華のある爽やかさをお楽しみください。

Taste/HIGH ROAST

甘味[Sweetness]●●●○○
酸味[Acidity]●●●●○
苦味[Bitterness]●○○○○
コク[Body]●●○○○

yaunnコーヒー 商品紹介 002「大地/森/雨」

yaunn 珈琲 002「大地/森/雨」 Roasted by 軽井沢コーヒーカンパニー

002は、「大地」、「森」、「雨」のキーワードを軸に開発。深いコク、まろやかな苦味、大地の香りが特徴です。 澄んだ酸味と果実味、モカの華やかさのある001と対照的な、ズシンと染みわたる苦味をお楽しみください。

Taste/FULLCITY ROAST

甘味[Sweetness]●●●○○
酸味[Acidity]●○○○○
苦味[Bitterness]●●●●○
コク[Body]●●●●○

yaunn ドリップバッグ 森の青空と大地セット 6pcs

yaunn 珈琲ドリップバッグ 森の青空と大地セット 6pcs Roasted by 軽井沢コーヒーカンパニー

さらに気軽に楽しみたい方のために、「001」「002」の2種セットのドリップパックもご用意しています。ギフトにもおすすめです。お祝いやお礼の気持ちを添えて、気軽に贈るのにちょうど良い商品です。

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2022.12.13コーヒー トピック シェア